「世界一高いシャーペン」としてしばしば話題に上がるものには、実際には万年筆であるものや、限定の超高級モデル、そしてコレクター間で高値で取引されるヴィンテージ品など、いくつかの側面があります。
世界一高いなんて・・・いったいおいくらなのか気になりますよね?
今回は、世界で1番高いと言われているシャープペンについてまとめました。
「万里の長城」モデル(約2億円)
インターネット上で「万里の長城シャーペン」と呼ばれることがある筆記具の正体は、実際にはシャーペンではなく、モンブラン社が制作したモンブラン ハイアーティストリー 万里の長城という万年筆です。
「モンブラン ハイアーティストリー 万里の長城(Montblanc High Artistry A Tribute to the Great Wall)」

最も高価なエディション(リミテッドエディション1 インペリアル)は、日本円で約2億円(195万ユーロ)という驚愕のお値段です!!ひょえ〜〜
ゴールドのボディに龍の精緻な彫刻が施され、サファイア、ルビー、ダイヤモンドなどの宝石が贅沢に散りばめられています。

また、尻軸には中国の伝統楽器の音を奏でるミニチュアオルゴールが内蔵されているんだとか。
もはやもう、筆記用具の域を超えていますね。
世界に一本しかない限定品であり、希少な素材と熟練職人の卓越した技によって、単なる筆記具の枠を超えた唯一無二の価値を持っています。
モンブランのハイアーティストリーにはコレクションがあり、モンブランの公式FBページでも他の商品が紹介されていました。
モンブラン ハイアーティストリー タージ・マハル リミテッドエディション1 (月の涙)
<Montblanc High Artistry, A Celebration of the Taj Mahal, Limited Edition 1 Tears of the Moon >


インドのムガール王朝の華やかなりし芸術的伝統と、最も賢明な支配者のひとりであるシャー・ジャハンの生涯を取り上げたものです。ムガール王朝支配時代の宮廷において、エメラルドには特別な名前と意味があり、月のように不透明な部分と透明な部分が緑色の炎のように見えるゆえに「月の涙(Tears of the Moon)」と呼ばれ、エメラルドにはしばしば神聖なテキストが刻まれました。
こうした王室の家宝は父から息子へと渡り、個人的なお守りとして身に着けられていました。
<モンブラン公式FBより引用>
王室のお守りだったのですね・・・。
ハイアーティストリーシリーズは他にも高級万年筆があり、どれもこれもうっとりするような美しさです。




ファーバーカステルの限定鉛筆(約178万円)
シャーペンに近いカテゴリーとして、世界一高価な鉛筆として知られるファーバーカステルの「パーフェクトペンシル」の限定モデルがあります。

2010年に展示された、ダイヤモンドをあしらった世界限定99本のモデルは178万5,000円でした。




鉛筆にキャップ(エクステンダー)と鉛筆削り、消しゴムが一体化した「完全なる筆記具」の究極版です。

ちなみに、パーフェクト・ペンシルには、もっとライトなお値段で楽しめる文房具も揃っています。(それでも十分高級なのですが・・・)

高級ブランドの定番・ヴィンテージモデル
日常的に「高級シャーペン」として流通しているモデルや、中古市場で高騰しているモデルにはこんなものがあります。
高級ブランド現行品
モンブランの「マイスターシュテュック クラシック 165」や、カランダッシュの「レマン」、グラフ・フォン・ファーバーカステルの「クラシック」などが、数万円から十数万円の価格帯で「高価なペン」として親しまれています。
ヴィンテージ国産シャーペン
コレクターの間では、かつて日本で製造されていた「パイロット H-5005」や「三菱鉛筆 ハイユニ 5050」、「ぺんてる メカニカ」などが、希少性と構造の複雑さから非常に高い価格で取引されることがあります。
世界一高級なシャープペンまとめ
これら超高級な筆記具は、単に文字を書くための「道具」という枠を超えています。
職人の技と宝石が詰まった数億円の高級文房具を所有することに、芸術品としての価値やステータスを見出すような世界と言えるのではないでしょうか?
